12,つくしんぼのダンス ~インドネシア編12話~

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時間は夜六時半。

宿のスタッフから買った
民族舞踊『クチャ』のチケットをポケットに突っ込み、

原付に2人乗りして
宿を飛び出した。

 

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宿のスタッフに
民族舞踊『クチャ』の会場までの道を聞いたが…

いつもどおりすぐに道に迷う。

幸い道には
人が沢山歩いているので…

現地の人達に
 つたない日本語英語で道を尋ね‥

迷いながらも、
 公演予定の7時ちょうどに

会場とされている広場についた。

 

道を教えてくれた人の英語が
あんまり聞き取れず
方角しかわからなかった…。

 

会場につき
 イスにすわるとほぼ同時に
「ケチャ」は始まった。

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楽器はあまり使わず‥

周りを囲む男達の声で
ダンスは進むといった感じか。

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男達が

『ケチャケチャケチャケチャケチャケチャケチャケチャケチャ』と叫びつづける
姿は少し異様だった。

 

 

ケチャを見終え
 オナラさんは満足顔。

オナラさんは
こーゆーのが好きみたいだ。

 

ふと時計に目をやると8時過ぎ。

 

そしてさっき仲良くなったばかりの
バリ人のカトゥーと遊ぶ約束が
夜11時。

 

 

まだ時間があるので‥

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そのまま夜の道を
 バイクで適当に走ってみる事に。

 

ノーヘルの為か夜風が気持ちいい。

 

『ウブド』から10分も走ると
 のどかな田舎道が現れた。

町から少し外れるとかなり静かになる。

原付にノーヘルで走っていると‥

何故か尾崎豊の曲のフレームが浮かんだ。

その事を話すと
 オナラさんは尾崎豊を熱唱し始めた。

そして15分ほど
 オナラさんの熱唱は続いた。

 

迷惑だった。

 

30~40分程走り
何気なく原付を止めてみる。

ここは辺り一帯米畑。

周りは街灯もなく‥

明かりといえば

今乗っている原付のライトのみだ。

 
原付のエンジンを止めると、
 辺りは一気に真っ暗になった。

すると…

俺達の周りがキラキラ光出した。

オナラ『なんか光ってるぞ…。』

俺『うわー!!!ほんとだー。』

オナラ『これ……ホタルだ…。』

真っ暗な中
 10匹ほどのホタルが

発色しながら俺達の周りを
 ゆらゆら飛んでいた。

俺『すげーー』

ホタルが舞う姿に魅了され
思わずその場に立ちすくんでしまう。

光っては消え光っては消える蛍の灯火。

これで

人生の中でホタルをみたのは
二度目。

 

初めてみた時は…

ホタルのお尻が
強く光ったり弱く光ったりするのが
とても綺麗で偉く感動したのを覚えている。

 

俺『とりあえず‥座るか?』

オナラ『おう。』

 

近くの岩の上に腰を下ろす。

ホタルが舞う姿が幻想的な為か
思わず見とれてしまう。

 

ふと横を見ると‥
オナラさんが珍しく喋っていない。

「3分黙ってると死んでしまう」と言われているオナラさん。

この時は感動のためか2分ほど喋らなかった。

 

数日前のギリメノ島で
夜中ボートに乗りながらみた海ホタルの時といい‥

インドネシアに来てから
色々サプライズがある。

運が見方しているのだろうか。

感動さめやらぬまま
ホテルに戻り、

今日出会ったばかりのバリ人のカトゥーと
合流した。

英語と日本語を混ぜながら
コミュニケーションをとる。

カトゥーは28歳。
 結婚していて1児の父の様だ。

かなり少しだが日本語が喋れる。

 

カトゥーの言ったことが

あまり聞き取れなかったが‥

どうやらカトゥーは
近くの飲み屋だかディスコだかに
一緒に行きたいらしい。

バイクでカトゥーを先頭に
目的地に向かう。

 

ほんの五分ほど走ると小さなクラブがあった。

クラブに入り飲み物を頼む。

するとカトゥーの友達の
女の子2人組がきた。

とりあえず英語で自己紹介。

だが…

俺とオナラさん以上に…

女の子2人組はびっくりする位
 英語が喋れなかった。

もちろん日本語も話せない。

中学校三年生レベルの英語力のカトゥーに
訳してもらうが
 あまりよくわからない。

だが‥

オナラさんは
日本語だけでみんなを盛り上げようと必死だった…。

 

その後ダンスフロアに行ったが

ニョキニョキしてしまい

俺はすぐに席に戻って来てしまった…。

 

ダンス経験のない俺は
フロアでどーやって踊ったらいいか
わからない。

ニョキニョキしてしまう。

 

ニョキニョキ…

 

 

話は少し飛び
数年前にさかのぼる…。

何年か前に
卒業旅行で男四人で
 ハワイに行った時の事…

その日は遊びつかれて、
 夜10時位にみんな眠ってしまった。

そして夜中0時位…

このまま寝てしまうのはもったいないと思った俺は

ゴソゴソと1人で起きだし
 ホテルを出た。

 

真っ暗な夜道を五分ほど歩き、
ネオンが輝く
階段の入口の前に立った。

 

ガードマンにセキュリティチェックを受け
1人で異国のクラブに足を踏み入れた。

 

薄暗い階段を降り
音がガンガン鳴り響くクラブに足を踏み入れると‥

ボブサップのような
 まるで野獣ような身体つきの黒人や、

山本KIDのようなイカつい身体をした
外人さん達があふれていた。

 

おおお、おそろしい‥。

 

俺はどーしたらいいか分からず
1人アタフタし、

クラブの奥にイスがあったので
そこに座り置物の様にジッとしていた。

 

どーやらこのクラブ
日本人は俺だけのようだ。

イスに座り、1人でプルプルしていると‥

入り口の方から

身体つきのとても細い‥

オナラさんと同じ位

胸板の薄い日本人らしき人が

フラフラ歩いてきた…。

 

うわ!!百太だ!!

一緒にハワイ旅行にきている、
一日三回うんこする百太だ!!(最近オナラさんと百太は仲良し)

百太を一言で言えば
「ちょっとお洒落な秋葉系」か。

 

どーやら百太は‥俺の後を追ってきたらしい。

 

 
俺と同類が来た事にホッとしながら

百太と話していると…

二メートルほどの身長の、
超超超イカつい店のスタッフに
『レッツダンス!!』と言われながら
手を取られ、

俺と百太は強制的にフロアに押し出された。

 

しかし‥

 

どう踊ったらいいかわからない。

ふと正面にいる
1日3回うんこする百太をみてみると…

一生懸命リズムをとっている。

とても必死の形相で
一生懸命リズムをとっている。

 

だが…

なんか百太のダンスがおかしい‥・・。

百太の体は緊張の為か硬直し、
両手は気をつけの姿勢のままだ。

そして体は‥

合唱コンクールとかで張り切って歌を歌う
小学生のように
不自然なほどに身体を左右に揺らしている。

 

それに合わせて足のヒザを
極端に伸ばしたり縮めたりしてるもんだから…
とても奇妙だ。

百太は身体が細いせいか‥

風にふかれている揺れている
 つくしみたいだった。

なんか‥

「ニョキニョキ」という効果音が
聞こえてきそうだ。

踊りながら大爆笑してしまう。

そして俺も百太に負けじと
リズムをとってみる。

すると…百太が俺のダンスをみて笑っている。

百太『何そのダンス!!変だよ!!』

俺『・・・・・』

だが‥

ダンスフロアの鏡に写る俺の姿も
百太と同じ位
ニョキニョキしていた…。

 

ニョキニョキダンスしか踊れない俺は
カトゥーとオナラさんと女の子2人を
フロアに残し、早々と席に戻った。

 

 

席に戻り数分もすると
身体がダルくなってきた。

この旅行にきてから
寝る間も惜しんで遊んでるからな…。

そして横になると‥

ガンガン音がするのにもかかわらず、
すぐに眠ってしまった。

 

結局そのクラブに
夜中2時位までいたが‥

旅の疲れからか

俺はクラブでほとんど寝てしまった…。

そして宿に戻りカトゥーと別れた。

帰り際カトゥーが両手をあわせ、
日本語で

『ごめんなさい。』と謝ってくる。

どーやら
クラブで俺が寝てたから…

つまらない思いをさせてしまったと
責任を感じている様だ。

 

なんか逆に気にさせてしまい
カトゥーに悪い事をした。

俺もカトゥーに
気にしないでと言い深々と頭を下げた。

今日出会ったばかりで
まだわからないが悪い奴ではないようだ。

 

 

次の日の朝八時に、
ホテルのフロントで会おうと約束して
カトゥーは家に帰って行った…。

 

そして次の日・・・

 

 

 

 

〈続く〉

 

※次の日どちらかの身に

 

 

最悪の事態が起きます。お楽しみに!笑

 

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投稿者: 鈴木モト

死んだ魚の眼をして働いています。狹い組織から抜け出して、愛する家族と世界に旅行に行きたいです。