↓こころとコロロ
↓こころと大福。
大事な娘は、大福と地蔵に似てる。
さて……
脳はコンピューターのようなもの。部品が壊れれば動作しなくなる。
壊れたコンピューターには天国も来世もない。
天国は、暗闇を恐れる人間のための架空の世界だよ(スティーブン・ホーキング)。
その通りだと思った。長生きしたいと思う今日この頃。
自分と同じクローンを作って、
肝臓が悪くなったら自分のクローンと肝臓を交換して、
胃が悪くなったら自分のクローンの胃と交換して…。
そうすれば人間は何歳まで生きれるのかな?
世界放浪じゃなくて宇宙を放浪してみたいが、
放浪できる様になるまであと何千年かかるんだろ?
先日友達と真剣な話をした。
『ドラゴンボールで願いが叶うとしたら何を願うか?』
ちなみに設定はナメック星のドラゴンボールの方にしたので、3つも願いが叶う事になる。
俺『まあ、とりあえず1000年位は生きてみたいね。
だから永遠の命かなー。
でも一人で生きててもつまらないから、俺と仲のいい人もとりあえず永遠の命にしてもらうように頼むかな?』
俺がそう言うと友達は目を細めて、
『それ、絶対に俺の名前言わないでよ。永遠の命もらったらマジ迷惑だから!』と
真顔で言われました。
俺は衝撃を受けました。
あれ、欲しいの、俺だけ?
さて、
まあ、みんな知ってると思うが、
うちには10歳半になる養子の娘がいる。
ちょっと目を細めて見て。
毛深い人間に見えるから。
でもさ、こいつ最初は、タダの犬ころだったんだよ。
黒い毛に白い毛がチラホラ混じってる、初老の様な白髪交じりの犬っころ。
ふらふらと一人で、散歩ついでに近所のペットショップに行ったらさ、
いきなり『この子の里親になってくれませんか?』と言われて。
そうしたらさ、抱っこするよね。
そしてそのまま持って帰るよね。 両親や家族に言わずにさ。
だって犬もらったから飼ってもいいか?なんて言ったら反対されるに決まってだろ。
最初は予想通り大反対された。大丈夫だ。俺の想定内だ。
しかしすぐだったよ。
売れ残りの白髪混じりの初老の様な子犬が、我が家のアイドルに登りつめるまでは。
犬は基本、無職の引きこもりなので、必ず家に居てグータラしてる。
だから家に帰ると必ず居る。自然と一緒にいる時間が家族や友達よりも長くなる。
でもさ不思議だね。
長く同じの空間に居ると、ただの犬ころが可愛い可愛い犬になって、
そのうち俺の子分みたいになって、
しまいには家族だと思ってしまう。
ちなみに3年ほど一緒にいたら、俺の薄っぺらい脳は、
ヤックルの事を毛深い娘だと勘違いしておりました。
犬ってさ、頭が凄く良くて『ハウス!』っていうと檻に入るんだ。ハウスなんて3分で覚えちゃった。
新聞を2階まで運んでくれるし、待てと言われればいつまで待つ。
散歩の時も俺の前を歩かないし、
机の上に置いてある食べ物は絶対に食べないし、
玄関を開ければ必ずお出迎えがある。
一応、3階は寝室もあるからヤックル立ち入り禁止にしてたんだけど、
よくこっそり来てるようでさ。
好奇心かな?
足音が聞こえるんだよね。
フローリングの廊下を歩く爪の音がカリ、カリ、カリ、って。
でも俺がスクッと立ってドアを開けると、もう居ない。
怒られるの解ってもう居ないんだよね。
一度こっそり俺は、ほふく前進でドアの所まで行って、いきなりドアを凄い勢いで開けたら、
ヤックルが『キャイン!』って一言言ってゴロンと一回転して、転げ落ちるように階段を降りて行った。
2016年に俺の子供が産まれて、
ヤックルを寝室に入れてた時期があった。寝室は長いこと立ち入り禁止にしてたけど、
何かヤックルが通院してて可哀想で。
でもヤックル下痢しちゃってて、漏らしちゃうもんだから、
寝室じゃなくて2階で寝かす様にしてた。
実際俺の子供も少し下痢しちゃっててさ。
粗相をする犬と一緒に、赤ちゃんを寝かすのは結構良くないんだ。
その日もヤックルが勝手に俺の部屋に来て寝てたんだよね。
だから2階のリビングまで連れて行ってさ、
肌寒かったからカーペットを付けてやって、その上にバスタオル引いて、
ヤックルの頭を撫でて俺は寝室に行った。
次の日ヤックルは死んだ。
朝起きたら家族が騒がしかった。
ヤックルは苦しそうにゼーゼー言ってて、病院連れてって、そのまま病院に入院したけど、
ダメだったよー。
容体が急変してあっけなく死んじゃった。
最後は薬飲んでた。胆のうが悪くなってて薬飲んでた。
10歳半でした。
もうちょい生きて欲しかった。
今思えば、うんちで汚れてもいいから部屋に入れてあげれば良かった。
最後の夜も部屋で一緒に寝れば良かったな。
動くの辛いはずなのに、階段上がって俺に会いに来てくれてたんだよねー。
赤ちゃん産まれてからヤックル抱っこしてあげる回数も減ってたし、
もうちょい色んな所に連れてってやれば良かった。
病院から連れて帰る時、ヤックルは小さな箱の中で寝てた。もう冷たかったな。
ヤックルって呼んでも寝たまんま。散歩行こって言っても、鼻に息を吹きかけてももう起きて来なかった。
まだヤックルの匂いはするのにさ。
たかが犬ころなのに、ヤックルを灰にするのに4万円もかかった。
寝ているヤックルは焼却炉に吸い込まれていった。
家に帰ってもお迎えも無いし、散歩に行かなくていいし、
口笛を吹いても誰も来ない。
でも部屋のふすまが10センチあいてると、
一瞬ヤックルが部屋の中に居るのかな?って思ってしまう。
俺はふすまを10センチ開けておくようにしている。
ヤックルの存在を少しでも感じたいからだろう。
随分と長い時間を共にヤックルと過ごした。
だからさ、解るんだ。
あんなにいい子は居ないよ。あんなに優しい子居ないよ。
親バカとかじゃないんだ。
冷静に判断しても、あんなに優しくて良い奴、何処探したって居ない。
絶対に居ない。
焼かれる前にさ、ヤックルの毛を切って残しておいた。
ヤックルのDNAを小さな袋に入れて残しいておいた。
待ってろヤックル。
俺が生きてる間に、
お前を蘇らせてやるからな。
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